20221002

僕にとって「歌」とは

なんだかんだ長編になりそうな予感←
でも自分にとってそれほど大事にしてきたことだろうことなので、できるだけ端折らず伝えていこうと思います。
前回の続きから。自信をなくしてしまったのはなんでなのか、ということについて、学生生活について書こうと思います。
部活動に精力的な一方で、友人関係をあまり構築してこなかったので、どちらかというと、学生生活は陰気的に過ごしていました。もちろん絡んでくれる子もいましたが、明るく振る舞ったり、リーダーシップを持って何かをしたりはせず、卒なく、どちらかというと息を潜めて生きている方が楽でした。
小学生までは集団で行動していたのに、そのコミュニティからは外れ、次第に一人になっていきます。元々明るい性格だったと思うのですが、一人になるとしゃべる相手もいないので、どんどん内向的になっていきました。
本当は率先してやりたいこととかあったんでしょうが、引っ込み思案になってしまい、本当の自分というものが表現できなくなり、暗くネガティブな性格になってしまいます。
今までできていたこと、それが楽しいと思っていたけど、人間関係によってできなくなってしまうことほどショックなことはありません。
一人の時間は長かったので、歌詞作りは捗りました。中学1年から少しずつ歌詞を書きためていて、楽器が弾けないのでアカペラで作っていたのですが、時にそれをネタにされたりして、傷ついたのも自信がなくなっていった理由の一つです。
まあ、もっとも、もっと上手くやれっていう話ですが・・・。

手元には残っていませんが、3冊ほど歌詞ノートを作っていた記憶があり、よくわかりませんが、当時の僕は僕をマネージメントしたかったようで、アーティスト生活として50曲ほどシングルを出したら幕を閉じるという音楽活動を実際にしようとしていたようです。
しかも番外編みたいなのまで用意して、ボーナストラックみたいなものまで作ろうと・・・。
どこまで妄想していたんでしょうか。違った形でリリースしてますが。15の僕よ。
作った歌は「恋」とか、「迷い」とか、「情熱」とか、一人でいつもいた僕が部活動とか、感情とか、普段の生活で思っていたこととか、そういったものを吐き出すように書いていたのを思い出します。
使う言葉は授業で習ったものをすぐ取り入れてみたり、よく聴いた当時のヒットチャートの歌詞を真似たり、色々しました。
結局50曲以上作って今となっては何にもなりませんでしたが(僕以上に覚えられている歌もあったようですが)
きっとここから、歌への「愛着」みたいなものができ始めたんだと思います。
歌詞の作り方の基盤や、感情の切り取り方、表現を練習し、陰気的な中学生活にサヨナラを告げ、舞台はいよいよ高校生活に移っていきます。
しかし、思い出すとちょっと傷です。中学、高校は。(笑)
ですが「歌」について必死に取り組んだ大事な時期だったと思うので、伝えていこうと思います。