曲を作りたいと思ったのは1
2022年9月4日
久々の更新になりました…。少しずつこちらも更新していきます。今回は曲作りについて書きます。
幼い頃から人並みに育ててもらってきた中で、小学校高学年のある日、アーティストの曲を聴きながら思ったことがあります。「僕だったらこう歌うのに」と。
今思えば、ずっと何かを作りたかったんだと思います。歌でも絵でもそうですが、与えられるのではなく、与える側の方が自分には合ってる気がしていました。
それが僕の音楽活動の始まりでした。きっと今のようにアーティストとして活動したいとは思ってはいませんでしたが、何故だか曲を作ろうと思っていたのです。制作場所はお風呂場でした。当時冬の一月か二月くらいか。寒い季節に「恋の降る街」と名付け、歌詞もメロディも起こさず鼻歌気分で作りました。曲作りの原点は、ここから発生したんだ、と振り返って思います。当時、初恋の人を思って書いた歌詞は、きっと幼くて純粋だったんだろうな、と想像ですが、感じてます。いつか書き直してみたいような…タイトルはかなりいいと思いますがいかがでしょう。
そして、中学、高校と大人になっていくにつれて、書きたい歌詞や世界観が増えました。しかし、どうしても思考に対して言葉が追いつかない。当たり前と思われることを、当たり前じゃないと言いたいのに、出てくるのはありきたりな言葉。そうして、中学から高校入学まで100くらい書いたテーマは、惜しくも形になりませんでした。唯一形にできたのは、恋愛について書いたものでしたが、「大好き」とか、「君が好き」とか、今では到底言えない言葉ですね…メロディもグチャグチャ。かなり歌にするのは難しいです。
ですが、ギターを覚えて、メロディーを付けながら曲作りをできるようになってからは、今の歌い方や節回し、メロディラインになりました。そこで初めてまともにできたのが、「Song for you」というラブソングでした。恋愛に関しては失敗続きだった当時でしたが、あたかもうまく行ってるような、幸せな2人をイメージした曲です。
僕の曲の世界は、ここから始まりました。
高杉尊